みなさん、こんにちは。プロテクタ愛知本店の上條です。
全国のプロテクタのお店には車上荒しや車両盗難の被害に遭われて多くのお客様がご相談にいらっしゃいます。
最近はランクル200の盗難が目立ちますし、プリウス、ノア、VOXYなどの車上荒しも多いです。
必然的にその被害状況や手口など情報が集まってきます。
「情報は共有して初めて価値がある」と聞いたことがありますが、これらの情報を共有しその対策をみんなで考え研究しプロテクタグループ全体で防犯対策に努力しております。
全国にネットワークを構えるプロテクタの1つのメリットだと思っています。
さて、今日は車上荒しについての話です。
車上荒しのトップは「カーナビ盗難」です。
カーナビ盗難に効果のあるものご存知でしょうか?
そうです、これ「ナビロック」ですね。(愛知県警の資料より)
特殊工具でないと外せないボルトです。
このナビロックですが、注意点がありますのでよーく読んでください。
先日ナビ盗難の被害に遭われた方の手口を紹介します(車両は現行ノア)。
まずは侵入口は運転席。
僅かな傷わかりますか? パッと見わかりませんね。
ドアを開けると分かりますね。
バールのようなもをさしてグイッと隙間をあけ、アンロックしてからドアを開きます。
そしてセンターパネルを外して・・・
しかしこの車には上記「ナビロック」 でナビが固定されていました。
それなのになぜ・・・犯人は盗めたのか?
実はこのナビロックの特殊工具が
助手席グローブBOXに入っていたため、
冷静な犯人はそれを使って外して盗んだというわけです。
ここで教訓です。
「ナビロックの工具はグローブボックスに保管しないようにして下さい。」
対策してあるからとっ言って安心はできませんね。
もしカーセキュリティーを施工していたら・・・
ドアを開けると直ちに警報が鳴るのでそれ以上は作業が続けづらくなり、ナビを盗まれなかった可能性がかなり高かったと思います。
またセキュリティーがついていると気づいた時点で犯人はあきらめた可能性も高いはずです。
ナビ盗難に気を付けたい方は「イイネ」をお願いします。